本日6月1日にオープンした博多ラーメン店だが、ただの博多ラーメン店とは一線を画しているネタが存在したのだ。なぜなら、なんとあの長浜屋直伝のラーメンであるのだ。
従業員に聴取したところ、なんでも『長浜屋』で働かれていた人物より、長浜屋の味を直伝して頂いた、という、ある種、長浜屋の“孫”店であるのだ


さて、スープを飲んでみると、味がどうのこうの以前に温く、やはりラーメンは温いことでかなりイメージが落ちるというのを再確認したくらい温め状態である。
また、味わいとしてはサラりとした濃度に醤油とマー油を効かせたものだが、現在の豚骨業界を加味すると、明らかにパンチ不足であり、もう少し豚骨濃度が欲しいところだ。

麺はお決まりの細ストレート麺だが、茹でる際にしっかり麺が泳いでないせいか麺同士がくっついており、ヌメリ感が存在する。
ちなみに、『長浜屋』譲りのためか、通常の博多ラーメンより麺量が多い。


【総括】
スープの温さや麺の茹で方に関してはオペレーションが安定してくれば改善するかと考えられるが、豚骨濃度に関しては大幅に改善しなければ今後の勝負が厳しいことが予想される。
また、麺の量が多い点など長浜屋イズムを感じさせる点も存在したが、全体的に考察すると『長浜屋』の味とは異なるものであり、長浜屋の味をベースにアレンジした一杯なのであろう。



2013年6月1日（土） 5時00分 UPDATE